もうすぐ花見。花まつり。


柄杓_001 こんにちは。もうすっかり花粉の季節ですねぇ。
今年は例年に比べて少ないとかなんとか言われて、少し期待したのに、やっぱり苦しんでます。

我が憎き敵は杉。

野地板にしてやろうか。

合板にしてやろうか。

表面を焼いて、外壁にしてやろうか。


というわけで、今回は地元のとあるお寺さんに「柄杓」を依頼されました。
柄杓_002

4月8日に、花まつりと呼ばれる仏教行事があるので、それに使いたいとのことでした。

花まつり、正式には灌仏会と呼ばれる、お釈迦様のご生誕を祝う行事です。

その行事において、釈迦様の像に甘茶をかけるのですが、その際に使用する柄杓というわけですね。

灌仏会について詳しくは、お近くのお寺さん、あるいはWikipediaにて。


一方はよく見る柄杓。持ち手が挿しこまれているタイプですね。神社の手水にあるような。
自然素材の味をなるべく残しつつ仕上げてみました。ぢょうずに作れて満足です(寒)


...いや、待て。だったら自然素材をそのまま活かしたもの、できそうじゃないか?


というわけで、ついている枝をそのまま活かした柄杓を作ってしまいました。
ちょうどよい部分と、ちょうどよい枝があったものです。


改めて、自然素材の味というものを感じました。

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