2016年9月アーカイブ

アラモ 定例会の様子

20160925_アラモクラブ120160925_アラモクラブ220160925_アラモクラブ3
職人工房アラモを始めようとおもったキッカケの一つに、アラモクラブという定例の木工教室があります。

近所にお住まいの方、取引先の方ご夫妻、元学校の先生、と色々な方とご縁があり、毎月開催しております。
※現在は募集停止してます。これ以上の人数は作業場所に入りきりません(涙)


今回はそんなアラモクラブの様子をご紹介いたします。


この木工教室、実はテーマなんてありません。

各々が、以前から作りたかったもの、欲しかったもの、昨晩の湯船の中で思いついたもの、何でもいいのです。


1枚目は碁石の箱を制作中の画です。

2枚目はベッド上部に棚を作りたいとのこと。

3枚目は完成品ですね。カツラで作ったオブジェ。本に掲載されていた物を参考になさったそうです。

ね、見事にバラバラでしょ?

時には失敗して残念な結果に終わることもありますが、それを含めてハンドメイドの良さといえるのだと思っております。

もちろん、より良い物ができればそれに越したことはなく、それを目指すことは大切です。

しかし、そんな難しいことじゃなく、「作る」ということが一番大切なのではないかという思いは、今も昔も変わっておりません。


何か作りたい物、なんでもいいんです。
意味なんかなくてもいいんです。
手先が不器用だからとか、恥ずかしい出来栄えになりそうだからとか、そんなことどうでもいいんです。

木工作品に少しでも興味をもたれましたら、ぜひ弊工房へお越し下さい。
心よりお待ちしております。

サイドデスク作成

20160906_Sidedesk00120160906_Sidedesk00220160906_Sidedesk00220160906_Sidedesk00420160906_Sidedesk005
突然ですが、今回は大作です!

なんと約10日かけて作り上げた作品です。

オフィスに、書斎に、何かと必須アイテム「サイドデスク」を制作に来られました。

しかもご自身で図面まで書いて...

聞けば、某製造業にお勤めとのこと。
なるほど納得です。

オフィスファニチャーはどうしてもステンレス製品が多いように感じます。

中には木目調とかありますが、木目調のシールを貼っただけがほとんど。

ましてや、フルウッドなんてなかなかお目にかかれません。

しかも自身で作り上げたとか、もう自慢の一品ですね!


最後は大満足の笑顔とともに一枚。

端材で積み木

20160906_Tsumiki20160906_Tsumiki2
一昔前であれば、躊躇することなく燃やしてしまっていた端材。

今ではエコが当たり前の時代。
ましてや、国内外問わず、木材事情は年々逼迫していく一方です。


そんなわけで、積み木を作ってみました。


材料は端材。
タイトル&前振り通りです。

ヒノキヒバマツツガの4種類。


まずは材料をひたすらカット。

カットするだけなので、ものの数時間で終わりました。
簡単ですね。


次に面取り。
危なくないように角を丸くするのですが、1コにつき16もの
面取り作業が必要ですので、まぁまぁ時間がかかりました。


で、最後に磨き作業。

木の良さを知ってもらいたいがために、今回はコーティング一切なしで仕上げます。

これが信じられないほど時間がかかります。なんせ、磨き作業というのは一度じゃないから。
目の粗いもので、そこそこ細かいもので、とっても細かいもので...気が遠くなる作業です。


そしてこの量ですよ。結局数日かかってしまいました。

何事も作るだけなら、さほど労力も時間も必要ありませんが、「仕上げ」には膨大な労力と時間が必要だと改めて感じました。


さて、作った積み木、一箱は近所の某保育園に寄付させていただきました。
木のやさしさやあたたかさに触れ、すくすくと育って欲しい思いを込めて。

アーカイブ

2016年12月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

職人工房アラモWeb